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プレゼンテーションは「戦略」である

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84.1%という事実

こんにちわ。

株式会社Soul Presentation田村です。

ひとりでも多くの「お客様から選ばれる人」を増やす!ことを理念にプレゼンテーション支援をしています。

お客様からよくお聞きする「プレゼンテーションが苦手で…」という言葉。本当によくお聞きします。

今回はその理由を考察してみましょう。

81.4%

最初にちょっと考えてみてください。この数字が意味するところはなんでしょうか?

実は、日本人ビジネスマン1,000人に「あなたは伝えることが得意ですか?苦手ですか?」という質問をした際に「苦手」と回答した方の割合です(「マイナビニュース会員調査」調査期間:2013年3月14日~3月18日)。

調査対象がビジネスマンですから、日本人全体で考えるとおそらく軽く90%以上が「苦手」と回答するのではないかと思います。

では、なぜそれほどまでに多くの方が「伝える」ことに苦手意識を持ってしまっているのでしょうか。

日本人の美徳が生んだ弊害

古来から日本では「察する」ことが美徳とされてきました。「以心伝心」という言葉はそれを端的に表しています。

実際、この文化は素晴らしいものです。

海外からの観光客が日本のサービスレベル、つまり「おもてなし」を高く評価しているのも、その根底に相手を思い「察して」行動する気遣いがあるからに他なりません。

インプット主体の教育

加えて、日本の教育も関係しているように思えます。

インプット主体(例えば英単語の暗記)で、アウトプット(例えば英会話)が少ない。

つまり、学んだことを表現する機会が少ないことが影響していると考えられます(今はそうではないかもしれませんが)。

実際、アメリカなどは自分を表現する場をたくさん与えられます。

人種のるつぼであるアメリカは、思想信条が異なる人たちが一同に介しているわけですから、そもそも「察する」ことは難しいでしょう。だからこそ、自身を明確に表現する必要があるのです。

伝えることがより一層求められる社会に

しかし、これからは日本でも否応なく「伝える」ことが求められるようになってきます。ビジネスにおいては特に。

なぜなら、今は情報が溢れ返り、お客様は何が本当か分かりません。

商品・サービスもどんどんコモディティ化(一般化)され、はた目にはどれも同じように見えてしまいます。

だからこそ、自分たちの商品・サービスの光る価値をお客様に伝える必要があるのです。残念ながら、この行為は今流行りのAIはやってくれません。自分でやるしかないのです。

伝える能力は後天性

苦手だからといって絶望する必要はありません。

今まで、その力を身につける機会がなかっただけです。裏を返せば学べは身につくものです。アメリカ人だってプレゼン力のDNAを持って生まれたわけではありません(笑)。

安心してください。必ず、あなたも名プレゼンテーターになることができます。

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