
◯◯から考える
こんにちわ。
株式会社Soul Presentation田村です。
ひとりでも多くの「お客様から選ばれる人」を増やす!ことを理念にプレゼンテーション支援をしています。
どこから考えればいいのか分からない…
セールスで伝えることを考えようと思っても、どこから考えれば(=手をつければいいか)分からないなんてことありませんか?
伝えることはたくさんあるような気がするけど、どう組み立てていけばいいんだろう。
いざ考えようと思っても途方にくれてしまう…そんなお悩みをよくお聞きします。
思いつきは最大の敵
自分がセールスする商品・サービスはよく知っているから、準備しなくても話せるから大丈夫!
また、ビジネスコンペのプレゼンでよくある話ですが、資料(スライド)を作ったところで力尽きて肝心のシナリオが全然作れていない、というのは「本当に」よく耳にする話です。
しかし、どんなに経験を積もうが「思いつき」の話では、決して売れることはありません。
言葉の量は質には転化しない
思いつきで話すと、あれもこれも話したくなります。
しかし、人の脳には「許容量」があります。
その限界を超えると途端に人は理解できなくなるばかりか、話を聞くこと自体を放棄し始めます。
「立て板に水」のように流暢な話をする人がいますが、だいたいそういう人は残念な結果になります。
たまに「寡黙な人ほどセールスに向いている」という内容を見かけますが、あれは「喋りすぎないから」という要素がそこに含まれているんですね(それだけではありませんが)。
メッセージの核を作る
あれこれ話さずに「絞って」伝える。これはプレゼンテーションの鉄則です。
そのためには、まずメッセージの「核」を考える必要があるのです。
その核に肉付けをする形でメッセージを構成する。これが必要になるわけです。
吉野家だって「うまい・はやい・やすい」がメッセージの核で、そこから調理の特長などを伝えていますよね。
終わりから考える
その核を考えるためには、終わりから考えればいいのです。
終わりとはなにか、それは「お客様が望んでいることです(ベネフィットとも言います)」。
吉野家のターゲットはサラリーマンです。彼らが望んでいること、それは「忙しい時間でもさっと食べられて」「お財布に優しくて」「しかも美味しいもの」。
だから、吉野家は「うまい・やはい・やすい」というメッセージを核にしているわけですね。
あなたのメッセージの核はなんですか?
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